この痛み「本当に五十肩なの?」今すぐセルフチェック!
その肩の痛みは、五十肩?まずは、セルフチェック!
□バンザイをしたとき、右と左で上がり方が異なる □あおむけになった状態で床に手の甲がつくまでバンザイができない □小さな「前へならえ」をして、肘をつけたまま、手のひらを左右に広げられない □じっとしていても肩に痛みを感じる 更年期・女性ホルモンなど「50代健康のお悩み」 上記の4つの動きを行ってみて、ひとつでも当てはまるものがあれば五十肩の可能性がある。ただし、痛みが強いときに肩を動かすのはNG。必ず痛みのないときに行うこと。
■症状は時期によって変化する 炎症期 •症状は痛みがメイン •じっとしていても痛い •夜間に特に痛む
拘縮期 •強い痛みはやわらいでくる •肩を動かしたときに痛む •肩の動きが悪くなり、可動域が制限されてくる
寛解期・回復期 •動かしたときの痛みは改善してくる •肩の動きは徐々によくなり可動域も広がってくる
●教えてくれた人 守重昌彦先生 東京・立川の「ぜんしん整形外科」院長。整形外科専門医、スポーツドクター。五十肩の初診患者だけで月40~50人、年間約600人が訪れる。著書に『肩関節専門医が解説 最強の五十肩メディケーション』(幻冬舎)。 取材・原文/和田美穂 イラスト/二階堂ちはる ※エクラ2024年5月号掲載