仙台育英元主将の七十七銀行・千葉蓮が地元宮城で再出発 東北地区社会人・大学野球対抗戦で活躍光ったルーキーたち
また打力と守備力を兼ね備える坂口雅哉捕手(22=仙台大)、小林尚真捕手(22=松本大)はいずれも正捕手争いに名乗りを上げる。坂口は富士大戦で雨の中、エース右腕・秋田稜吾投手(24=中部学院大)を5回無失点と好リード。小林は富士大戦では左翼を守り、マスクをかぶった東北福祉大戦では一時勝ち越しの適時二塁打を放つなど強みを発揮した。 TDKは仙台大戦で先発した右腕の阿部優太投手(22=流通経済大)が5回1失点と試合をつくった。野手では太田翔梧内野手(22=日本大)、三浦大内野手(22=神奈川大)の1、2番が初回に先制の好機を演出し、それぞれ複数ポジションを守って攻守で存在感を示した。
実力が拮抗する東北地区の社会人野球。昨年は都市対抗にJR東日本東北と七十七銀行、日本選手権にTDKが出場した。各チーム新戦力を迎え、今年も熱戦が繰り広げられることとなりそうだ。
(取材・文・写真 川浪康太郎)