日本ウエルター級王者・豊嶋亮太が王座返上「勝つために」スーパーウエルター級に転級
日本ボクシングコミッション(JBC)は26日、日本ウエルター級(66・6キロ以下)王者の豊嶋亮太(帝拳)が25日付けで王座を返上したと発表した。 豊嶋は21年1月に東洋太平洋ウエルター級王座を獲得すると、同5月にはWBOアジアパシフィック同級王座との統一戦に勝利。昨年1月に陥落したが、今年5月、坂井祥紀(横浜光)に2―1の判定勝利で日本王座に就いていた。転級の理由について、所属する帝拳ジムのホームページで「ここ2、3年ほど試合のパフォーマンスが良くないと感じており、長い間応援してくださっている方々から心配されることもありました。勝つために必要なことは何かと考えてスーパーウエルター級(69・8キロ以下)への転級を決意しました」とコメントした。 また、「スーパーウエルター級に上げることで自分の再スタートと考えています。まずは日本、アジア圏のチャンピオンを目指して、そこを足掛かりに先を目指せるようにこれからも頑張ります」とこれからの決意も同ホームページでつづっている。 28歳の豊嶋の戦績は19勝(11KO)3敗1分け。
報知新聞社