「この中の誰かが漏らしたことになる」30万円入りの封筒を両親に押しつけ土下座 性被害「もみ消し」に映る対応 バトンコーチ性暴力問題
協会は性暴力被害の発覚を受けて、外部委託のハラスメント窓口を設置した。内田圭子・新理事長は取材に対し、「初動対応が非常に悪く、被害者と家族に大変な迷惑をかけた」と非を認め、現在も競技に復帰できずにいる被害者をサポートしていくと述べた。
◇ 華麗な演技で人を魅了するバトントワリングの有名コーチによる性暴力事件。事態を把握した日本バトン協会のずさんな対応も被害者本人や家族に追い打ちをかけた。被害の深刻さと、あるべき対応を考えたい。