公示後初の週末 支持拡大へ候補者奔走<衆院選2024沖縄>
衆院選公示後、初めての週末となった19日、各候補者は県内各地で遊説を繰り返し、政策を訴えた。地域集会を開いたり、政策ビラを配ったり、選挙区内の離島に足を伸ばした候補者もいた。27日の投開票まで選挙戦は残り一週間となり、候補者はさらなる支持拡大に向けて県内を奔走した。 【一覧】 候補者の顔ぶれと公約 (沖縄選挙区、比例)
ある候補者は選対事務所で地域集会を開いた。シンボルカラーのはちまきを締めた支持者を前に約1時間にわたって政策を熱弁。「新しい沖縄をぜひ一緒につくろう」と呼びかけた。 別の候補者は、19日を「女性デー」と位置づけ、女性の支持者らと共に街頭に立った。「女性がいきいきと生活できる社会を」と語り掛けた。子どもを連れて演説を聞いた40代女性は「子どもの進路を決める時に資金繰りが不安になる。給食費や学費の無償化支援をしてもらいたい」と支援の拡充を期待した。 大型商業施設前で演説した候補者は、イメージカラーのポロシャツ姿でマイクを握った。「勝ってこそ皆さんに恩返しができる」と声を張り上げ、経済振興などを訴えた。 また別の候補者は選挙カーに乗って地域を回り、街頭演説を繰り返した。演説に耳を傾けた80代の女性は「基地や環境、経済などの現状を変えてほしい」と期待した。離島を訪れた候補者は、住民から離島地域が抱える課題を聞き取り、街頭に立って政策を訴えた。
(’24衆院選取材班)
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