新木宏典主演『死ねばいいのに』開幕 舞台写真&コメント到着
京極夏彦原作の舞台『死ねばいいのに』が、2024年1月20日(土) に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで初日を迎えた。 【全ての写真】新木宏典主演『死ねばいいのに』 『死ねばいいのに』は、『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『百鬼夜行シリーズ』『巷説百物語シリーズ』などで知られる京極作品の中でも異色で究極のミステリーとの呼び声が高く、他に類を見ない人間の内面を炙り出した作品。 主人公・渡来健也を新木宏典が演じるほか、津村知与支、宮﨑香蓮、伊藤公一、阿岐之将一、魏涼子、福本伸一が主人公と対峙する六人として出演する。上演台本・演出は、2023年7月に座・高円寺の芸術監督に就任したシライケイタが務める。 本作は1月28日(日) まで同所で上演される。 ■新木宏典 コメント いよいよ幕が上がるのかと思うと、とても楽しみであり、また、怖くもあり、なんだか不思議で複雑な心地良い気持ちです。 原作を読んだ時は静かで暗い夜の海のようなイメージでした。 稽古を進めていく中で、感情の変化が大きく、とてもリズミカルな……、風の強い日の夜の海に、今は感じるようになりました。 これは舞台というエンターテイメントで見せる上で生まれた世界に思います。 原作をご覧になった方にも楽しんで頂けるよう、舞台を通して原作にも興味を持って頂ける舞台版の『死ねばいいのに』を精一杯お届けする所存です。 ■シライケイタ コメント いよいよ開幕です。 救いようのないタイトルの作品ですが、稽古場はとても明るく、楽しい現場でした。 それは、「死ねばいいのに」というキーワードと背中合わせにある「精一杯生きなさいよ」というメッセージを、全てのキャストとスタッフが必死に体現しようとしていたからだと思います。 そう、辛いことも多いけど、きっと楽しいものだと思うんです、生きるって。 観ていただいた方にそう思って頂きたくて、精一杯作りました。 舞台上で必死に生きる俳優達を、どうぞ目撃して下さい。 お待ちしています!! <公演情報> 舞台『死ねばいいのに』 原作:京極夏彦『死ねばいいのに』(講談社文庫) 脚本・演出:シライケイタ(劇団温泉ドラゴン) 【出演】 新木宏典 津村知与支 宮﨑香蓮 伊藤公一 阿岐之将一 魏涼子 福本伸一 2024年1月20日(土)~1月28日(日) 東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA