五輪マラソン代表残り1枠の条件は 女子はMGC3位の細田あいが優位に立つ 欠場した松田瑞生らは残り2大会にかける
◇陸上マラソングランドチャンピオンシップ(15日、国立競技場発着) 2024年パリ五輪マラソン代表の選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が15日に行われ、女子は優勝した鈴木優花選手と2位に入った一山麻緒選手が代表の座をつかみました。 【画像】鈴木優花が終盤に鮮やか逆転V 2位の一山麻緒とともにパリ内定 今大会では、男女上位2人が来年のパリ五輪マラソン代表に決定。代表枠は男女各3人で、残る1枠は今大会の出場権を持っていた選手の中から、12月以降のMGCファイナルチャレンジをへて選出されます。 ファイナルチャレンジは来年1月の大阪国際女子マラソン大会、3月の名古屋ウィメンズマラソン2024の2大会。2時間21分41秒の設定タイムを超えた最速選手が選ばれます。この記録を超えられない場合は、MGCで3位に入った細田あい選手が選ばれるため、優位な状況に立ちました。 今大会では2時間20分52秒で日本歴代6位の松田瑞生選手がケガのため欠場。松田選手とともにこの夏の世界選手権を走った佐藤早也伽選手も欠場となり、東京五輪代表の鈴木亜由子選手や前田穂南選手といった選手たちを含めて、激しい争いが予想されます。