国宝"金堂"がある広島市の不動院で"すす払い"…岸田前首相も参加「充実した年でした」
広島ニュースTSS
広島市で唯一、国宝の金堂がある東区の不動院で、年末恒例の「すす払い」が行われ、地元選出の岸田文雄前首相も参加して子どもたちと交流しました。 広島市東区の不動院を訪れたのは岸田前首相です。 【岸田文雄前首相】 「地元の皆さんが心を込めて、この大切な国宝を守っていく。こうした取り組みが何よりも重要」 不動院のすす払いは、毎年この時期に恒例となっている大掃除で、岸田前首相は地元の小学生など約140人と交流しながら、3メートルほどの笹のほうきを使って金堂の屋根にたまったすすを取り除いていました。 首相の大役を終え総選挙もあった今年について尋ねると…。 【岸田文雄前首相】 「今年1年間、充実した年でありました。ありがとうございました」 参加した子どもたちは重いほうきの扱いに苦戦しながらも、地域の宝を大切に磨き上げていました。 【参加した小学生】 「楽しいよね」「めっちゃ楽しい」「やりたい気持ちもある」 (Qきれいになったなと感じる?) 「ほこりがめちゃくちゃ落ちてくるから感じるっちゃ感じます」 不動院では、大晦日に除夜の鐘が鳴らされ、年明けには多くの初詣客でにぎわうということです。
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