センバツ2022 いざ、甲子園へ 鳴門ナイン出発 /徳島
第94回選抜高校野球大会に出場する鳴門の選手らが19日、甲子園に向けて出発した。集まった保護者や生徒らは、選手が乗り込んだバスに手を振って見送った。初戦は24日の第1試合で大阪桐蔭(大阪)と対戦する。 午後2時ごろ、同校体育館前で出発式があった。整列した選手たちに、横田恵理子校長が「苦しい試合にはなると思うが、必ず勝ちを積み上げてくれると確信している」と激励。続いて同窓会「鳴門(めいもん)会」の岡田弘子会長が「人々に感動を呼び起こす試合をしていただきたい」とあいさつした。三浦鉄昇主将(3年)は「チーム一丸となり一戦必勝で頑張るので、応援よろしくお願いします」と述べた。 硬式野球部保護者会の大塚智会長は「選手に緊張している雰囲気はない。やってくれるんじゃないかと期待している」。ダンス部の多々野好(ただのこのみ)部長は「勝ってくれると思う。マスク越しでも届く笑顔で踊り、チームが苦しい時もチアで盛り上げたい」と話した。【国本ようこ】