不適切な発言やリニアの開業延期などを理由に辞職の意向を示している川勝知事はあす退職届を提出する予定です。知事選は５月26日に行われる見通しで、選挙への動きも加速しています。 川勝知事が“職業差別”を露見…第一次産業や第二次産業の従事者を蔑む発言？しかも新入職員への訓示で 8日、知事選への立候補を表明した元副知事で元総務官僚の大村慎一 氏。 9日も立候補に向けたあいさつのため各地を回り、午後には三島市役所などを訪れました。 大村慎一 氏： 東部・中部・西部、そういったエリアみんなでこの静岡県の県政を建て直していきたい。そういう気持ちでやっておりますので、ぜひお力添えをいただきたいということをお話いたしまして、（三島市の）豊岡市長からは「がんばってください」というお言葉をいただいた また知事選には前浜松市長の鈴木康友 氏も県西部の経済界から打診を受け立候補に意欲を見せています。 浜松市の中野市長は… 浜松市・中野祐介市長： 浜松市として静岡県との関わりということでは、私の前任者で一番よくご存じでもいらっしゃるので、そういった方が県知事に出られるとしたら我々は心強い面もあるかとは思っております

一方、自民党の静岡県内選出の国会議員は都内で会合を開きました。 自民党静岡県連・城内実 会長： 特に政策面についてはまだ未知数でありますので、そういうことを踏まえながら関係者と相談して決めていくと。時間はあまりありませんけれども、よく関係者と、あるいは各支部団体の意向もあると思うので、そういう方の声も踏まえながら早急に決めていかなければいけないと思っております 県選挙管理委員会によりますと、公職選挙法の規定などから知事選は5月9日告示、26日に投票となる可能性が高くなっています。 また、自民党県連は任期を迎える県連会長について城内実会長の続投を内定しました。