マンCの21歳FWデラップ、昇格組イプスウィッチへの完全移籍が決定!
マンチェスター・シティに所属するU-21イングランド代表FWリアム・デラップが、イプスウィッチに完全移籍することが決定した。13日、両クラブが発表している。 発表によると、イプスウィッチはデラップと2029年6月30日までとなる5年契約を締結。移籍金は非公開となっているが、イギリスメディア『BBC』によると、1500万ポンド(約31億円)に500万ポンド(約10億円)の追加オプションが付随した契約で両クラブは合意したことが伝えられている。 2003年2月8日生まれで現在21歳のデラップは身長186センチメートルのセンターフォワード。かつてストークなどで規格外のロングスローを武器に活躍した“人間発射台”こと元アイルランド代表MFロリー・デラップ氏の息子として知られている。 2019年夏にダービーの下部組織からマンチェスター・シティのU-18チームに加入し、2020年9月にプロデビューを飾った。アンダー世代を主戦場としつつ、トップチームではこれまで公式戦6試合の出場で1ゴールを記録している。 2022-23シーズン前半は父の古巣ストーク(イングランド2部)に期限付き移籍し、後半戦は同じく2部のプレストンにレンタル先を変更すると、2023年7月にはハル(2部)に期限付き移籍を果たした。2023-24シーズンは負傷で3カ月ほど離脱している期間もあったが、公式戦32試合出場で8ゴール2アシストを記録した。 レンタル移籍期間満了により、マンチェスター・シティに復帰したデラップだが、イプスウィッチへの完全移籍が決定したことを受け、クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「本当に興奮している。クラブの雰囲気や選手、スタッフの働き方についていい話をたくさん聞いている。だからこそ、ここに来られてとても嬉しく思っている。監督は楽しいサッカーを好んでいる。速くて、激しいのでそれを楽しみにしている。ゴールとアシストをもたらしたいし、チームを助けるために全力を尽くすよ」
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