ベンチから戦況を見守る小久保監督（撮影・冨永豊）

　◆ロッテ2―4ソフトバンク（23日、ZOZOマリン） 　ソフトバンクがロッテの佐々木朗希に土をつけた。4回に近藤の左翼線適時打などで2点を先制。7回には川村に左越えの適時二塁打も飛び出した。有原が2失点の完投勝利で2勝目を挙げた。小久保監督の一問一答は以下の通り。 ■「少し寂しそう」古巣相手に大暴れ山川の試合後姿【写真】 　―有原が最後まで投げ切った。 　「あそこ（8回）ゲッツーで終わっていなければ9回はちょっと（交代を）考えたかもしれないですけど。球数が100いってなかったので（9回も）いってもらおうということでね。よく投げ切ってくれましたね」 　―佐々木との投げ合いでプレッシャーもかかった。 　「そうですね。5回まで本当にスイスイいってね。点を取られたのも（5回と7回の）ホームラン1発ずつだったので。ソロだったので2点で収まりましたし。佐々木朗希が相手だったのでそんなに点は入らないという中でマウンドに上がってるのは分かっていた。先制できて良かったですね」 　―4回に集中打で2点を先制。 　「近藤が（佐々木に）苦手意識があるみたいですけど、初めてヒットが出たので。そのあとの打席の対応を見てもそんなにやられている感じではなかったので、これから楽しみですね」 　―フォークを狙った。 　「細かいところは言えません」 　―近藤が6回の守備で交代した。 　「ちょっと、（4回に本塁へ）スライディングした時にちょっと（膝に）違和感があったので。『明日の試合は問題ない』と今聞きました」 　―1番で起用した川村が7回に適時二塁打。 　「彼（佐々木）から打ったヒットっていうのは自信になるでしょうしね。（9回の）次の打席、バント失敗したので。流れが変わらなくて良かったなとほっとしてるんじゃないですか」 　―1番に抜てきした。 　「オープン戦の時の2打席の内容がそんなに悪くなかったし、あとは足も十分使えますし。（7回に）1点欲しいところで打ってくれたんでね。あとはバントだけです」 　―カード初戦をエース対決で制した。 　「そうですね。いいスタートを切れたので勝ち越し目指してやります」