任期満了に伴う平泉町議選は31日、投開票が行われ、新議員12人の顔ぶれが決まった。定数を2人上回る14人が立候補し、3月26日の告示から5日間にわたる選挙戦の結果、現職10人と新人2人が当選。1期目の現職2人が涙をのんだ。トップ当選は、520票と唯一500票台に乗せた現職髙橋拓生氏（56）＝無所属＝。投票率は72・59％で、前回2020年（70・26％）を2・33ポイント上回った。 　地区別の当選者は平泉6人（現職5人、新人1人）、長島6人（現職5人、新人1人）。男女別では男性10人、女性2人。党派別は公明1人、共産2人、無所属9人で公明は前回40年ぶりに得た議席を守った。共産は16年以降、2期8年維持した複数議席を死守した。 　開票作業は平泉小学校体育館で午後7時15分から行われ、各陣営関係者が見守る中、1時間37分後の同8時52分に確定した。 　当日の有権者数は5888人（男2818人、女3070人）で、投票総数4274票（男2045票、女2229票）。有効投票は4245票、無効投票は29票だった。