【ボクシング】中谷潤人「1日で3人が同時に勝つことも成し遂げたい」オラスクアガと親友の応援
<プロボクシング:第25回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇18日◇東京・後楽園ホール WBC世界バンタム級王者中谷潤人(26=M・T)、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(25=米国)の「親友」となるエイドリアン・アルバラード(25=米国)が日本初マッチで勝利を挙げた。東洋太平洋同級11位エイドリアン・レラサン(25=フィリピン)との同級8回戦に臨み、3-0(76-75×2、77-74)の判定勝利。中谷とオラスクアガが見守る中、2回に右ストレートを効かせ、左フックでダウンを奪取。反撃に出てきたレラサンと接近戦から激しくパンチを交錯させ、有効打で上回った。 中谷は「ヒヤヒヤしました。相手も良いパンチがあったので緊張感がありました」と安堵(あんど)の笑み。自らが米国への武者修行に出た15歳の時からアルバラード、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(25=米国)とは「親友」関係にある。中谷は「日本でエイドリアンを応援するなんて想像していなかった。新鮮すぎる良い環境でした」と感慨深げ。さらに「3人で同じ興行に出て勝利する、1日で3人が同時に勝つことも成し遂げたいですね」と夢を口にした。 またオラスクアガは「勝ってくれてとてもうれしい。相手がパンチがあったので、緊張してみていた」と振り返り、控室で3人一緒に日本初マッチ勝利を分かち合っていた。