i☆Ris、山北早紀・芹澤 優・若井友希が冬に欠かせないものは「カイロ・ヒートテック・帰省」 - かわいさや歌割も注目の24枚目シングルインタビュー
声優とアイドルの活動を両立するハイブリッドユニット・i☆Risが、2024年1月24日に24枚目のシングル「White Lyrical Kingdom/キセキ-ノ-フィラメント」をリリース。「White Lyrical Kingdom」は佐藤純一(fhána)×畑亜貴、「キセキ-ノ-フィラメント」はElements Gardenが楽曲制作を担当するなど、アニソン界で人気の豪華制作陣とのコラボが話題となっている。今回はメンバーの山北早紀さん、芹澤優さん、若井友希さんにインタビュー。本シングルのことに加えて、それぞれの冬に欠かせないものをお聞きしました。
◆最初に、11月にパシフィコ横浜で開催された11周年ライブ「i☆Ris 11th Anniversary Live ~Heart Jack~」を振り返っての感想を教えてください。 山北:周年ライブでは久しぶりに声出し解禁になったということもあって、ファンのみなさんの声が聞けたのがうれしかったですね。今回は「Heart Jack」というライブタイトルにちなんで、ファンの方々のハートをジャックしにいくという演出が多くて。客席に降りてのパフォーマンスも3年以上ぶりくらいにしたのですが、間近で楽しんでいるお客さんの顔を見ることができて、私もテンションが上がりました! 若井:ライブをする度に「今回はどういう内容にする?」って私たちで相談しながら決めるのですが、「Heart Jack」というテーマが思ったよりも難しくて。ハートを奪うという怪盗っぽさに寄せるのか、それともアイドルらしさに寄せるのか。それによってライブのセトリも大きく変わるので、ギリギリまで悩みました。結果的にはいいライブになったと思っているので、よかったなという気持ちが大きいです。手品……じゃ結局なかったですが、そういう演出もできて、面白いライブでしたね。 芹澤:11周年ライブと並行してi☆Risちゃんは福岡に行ったり、ニューヨークに行ったりと、色々な活動をやっていて。私個人もソロツアーをやっている最中だったということもあり、準備に充分な時間が作れず、11周年ライブを迎えるのが正直、不安な気持ちもありました。リハーサルのときにもメンバーと「ちょっと不安だね……」と言っていたんです。ただ、いざ本番が始まると大きなミスもなく、楽しくライブをやれて。やっぱり11年やってきた底力がi☆Risちゃんにはあるんだなと思いました。時間や状況的な制約もありましたが、いいものを本番では届けられたんじゃないかな。 ◆デビュー当時だったら、もっとてんやわんやしていたかも。 若井:デビュー当時だったらできていなかったかもしれないです。 山北:だね。 芹澤:かなりヤバかったと思う。 若井:泣きながらステージに立っていたかもしれません。 ◆11周年ライブでも披露された「White Lyrical Kingdom」。どんな楽曲に仕上がっているのか教えてください。 若井:特に歌詞がかわいい曲だと思っています。女の子のキラキラとかときめきとか、そういうキュンとするところがいっぱい歌詞に詰まっていて。大人っぽくもあるし、子供っぽいかわいさもあって、私はすごく好きです。こうした世界観は畑さんのなかにある人柄から出ているものであると佐藤さんと対談したときに知って、よりキュンとしました。 芹澤:作曲してくださった佐藤さんが、尊さやかわいさがi☆Risに合うと思ってくれたことが、純粋にうれしかったです。佐藤さんからはi☆Risがピュアに見えているのかもと思うと、キュンとしました! 山北:最初に聞いたとき、「清楚な曲キター!」って思いました。最近はカッコよかったり、独特な世界観があったりという曲が多かったなかで、こういう楽曲は久しぶりだなって。昔からi☆Risを推してくれていた古参のファンの方々が、当時の私たちを思い出してくれるかも、とも思いました。そういうフレッシュさもありつつ、歌詞は10年以上やっているi☆Risちゃんだからこそのものになっていて。昔と今のi☆Risのいいとこ取りができる曲に仕上がった気がします。 ◆レコーディングでは、かわいらしさなどは意識していましたか? 若井:個人的にはあまりかわいいは得意分野じゃなくて……。でも、力強くは歌わないようにしていました。かわいく歌うというよりかは、自分らしさを出して、等身大で歌うことを意識しましたね。 芹澤:私は自分の等身大よりもかわいらしい、若いイメージで歌ったかも。私の担当しているパートが「大好き」とか「笑い過ぎてごめん」とか茶目っ気のあるフレーズが多かったので、そういうところは恥ずかしがらずに、かわいらしさをイメージして歌いました。 山北:最近は大人っぽい曲が多かったので、その感じで歌ったら「もうちょっと明るく歌ってください」というディレクションがありまして。最初こそイメージを作るのにちょっとだけ苦労しましたが、やっていくうちにノリノリになりましたね。
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