福島県産米の品質 世界へ コメ食味国際大会 実行委が発足
2026(令和8)年から3年連続で福島県開催となる「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」に向け、5日、須賀川岩瀬大会の実行委が発足した。市役所で総会を開き、開催日時などを盛り込んだ実施要領や事業計画を決めた。 須賀川岩瀬大会は2026年12月5、6の両日、須賀川市文化センターで開催する予定。約5千点の出品と、のべ5千人の来場を想定している。ステージイベント、農業関係団体の出展なども計画している。福島県産米の栽培技術向上や、米どころとしての福島県の魅力発信を目指す。 国際大会の前に、県内で出品者を募る「プレ大会」を2025年11月16日に市民交流センターtetteで開く見通し。鏡石町の岩瀬農高などの協力を得て、審査などに携わる人材を育てる「米飯官能鑑定士養成講座」も開く。 設立総会で、実行委員長に橋本克也須賀川市長、副実行委員長に木賊正男鏡石町長、添田勝幸天栄村長、佐々木一成JA夢みなみ組合長を選出した。
大会は国内外のコメの味と品質を審査する。米・食味鑑定士協会(大阪府)と開催自治体などが協力し主催している。2027年は会津地方、2028年は双葉地方で開催する。