「簡単そう」と思って作り始めたら→2時間以上経過…リアルな「たこ焼き」なのに手ごわいパズルが発売
メガハウスの「解体パズルLite」シリーズは、あの「人体模型パズル」から始まって、牛や鶏や豚、果てはマグロに羊にサメまでも、その体の中をパズルにしてしまった「解体パズル」シリーズのスピンオフ的なシリーズです。 【画像】たこ焼きパズルの完成イメージ 「解体パズル」が、食材としての生物の部位や生態を、パズルとして楽しみながら覚えたり理解したりして、さらに遊んだあとは、フィギュアとして飾っておけるという全方位的な製品なのに比べ、「解体パズルLite」はどちらかというと「パズル」であることに比重を置いた製品になっています。 ラインアップも、今回の「解体パズルLite たこ焼きパズル」をはじめ、「にんにく」「うに」「納豆」「寿司」と、食べ物自体をモチーフに、その内部構成ではなく、バラバラになったパーツを組み立てて、それらの食べ物の形にするという製品なのです。 これだけ聞くと、なんだか簡単そうに思えますが、例えば、「たこ焼き」の場合、いざバラバラになると、組み合わせる向きも分からなければ、球体のどこに位置するのかも、実際にさまざまなパターンを試してみないと分かりません。 つまり、これは出来上がりが“立体になったジグゾーパズル”に近いパズルなのです。「たこ焼き」の場合、全部で10個の生地パーツに、タコパーツが2個、ソースのパーツも2個あって、ここから2個のたこ焼きを作らなければなりません。 つまり、まず、生地パーツから、ひとつの球になる5個のパーツをより分ける必要があるわけです。タコパーツもほとんど同じに見えますが、実は形が違っています。ソースパーツも同じです。
◆ふわっと握って壊さないように組み立てる繊細さも必要
とにかく、どれとどれがうまくハマるのかを総当たりで試していくことになるのです。しかも、各パーツは正しく組み合わせれば隙間なくぴったり球形になるのですが、正しい組み合わせだからといって、パチンとハマるわけではありません。 なので、球形を指の中で保ちながら、他のどのパーツが合うのかを試さなければなりません。タコも、パーツを2つ組み合わせた状態で入れる必要があります。後から入れることはできません。 そうやって組み立てているうちに、だんだんコツはつかめるのですが、うっかりパーツを取り落としたりすると、どの向きでハメるのが正解かすぐ分からなくなりますし、きちんとハマっていると思っていたものが、タコを入れてみるとうまく入らず、最初からやり直しになったりと、シンプルな形状で、パーツも全部で14個しかないのに、結構時間もかかるし、丁寧な作業が要求されるし、頭も使うのです。 「Lite」と言ってる割に、パズルとしての難易度は「解体パズル」以上。