美髪は普段のケアの積み重ねから。ブラッシングが頭皮の健康のカギに
大人の清潔感を大きく左右するのが「髪」。日頃のヘアケアの積み重ねが、美髪へと導くカギになります。毛髪診断士指導講師もされている美香さんに、髪の悩みを解消できるプチテクを教えてもらいました。 【写真】若見えヘアをつくるブラッシングのコツ
ブラシをゆっくり動かせば血行アップして頭皮環境も向上
ブラッシングは髪に付着したホコリを落とし、頭皮の血行を促進する役割が。 「動きが速いとパサつくので、かき上げるようにしてゆっくりとブラシを動かして。血行促進によいおすすめの順番があるので参考に」(美香さん・以下同) ブラシは下から上へ動かして。クッション性の高いパドルブラシなどで行いましょう。 「まずはおでこの上あたりから頭頂部へブラシを動かして。次に左右のこめかみから頭頂へ、最後に左右の衿足から頭頂へ。ゆっくりやっても10秒もかかりません」
ブロー前に粗めのクシでとかすと時短に
ドライヤーは面倒でも省かないで。 「洗髪後、タオルを巻いて吸水したら目の粗いクシで髪の絡まりをといて。うねりにくくなるだけでなく、風通しがよくなってドライヤー時間の短縮に」
育毛は「早めのケア」で差がつく
髪がやせ、薄毛が目立ってきたかもと思ったら、育毛エッセンスで頭皮の保湿から始めて。 「乾いた頭皮にうるおいを与えるエッセンスを塗布し、もみ込みながら生え際や側頭部までなじませて。早めのケアで差がつきます」
●おすすめ育毛エッセンス
振ると発生する小さな泡の効果で、頭皮にエッセンスが密着。 シトラス&フローラルの香りで心地よく頭皮ケア。
ダメージの少ないケアと髪にいい食事で頭皮環境を良好に
ハリコシのなさや白髪の増加は、間違ったケアだけでなく、睡眠不足やストレスなどの生活習慣が頭皮環境悪化の原因に。 「大人世代ほど外側だけでなく、内側からのケアを両輪で取り入れることが大切。とくに食は美髪を育てますよ」
髪のためにとりたい栄養素
美香さんの手づくりごはんも公開!
●ビタミンC
しなやかな髪のもととなるコラーゲンの生成をサポート。また血管や頭皮を丈夫にする役割も。
●銅、亜鉛
髪の色をつくり出すミネラルで、白髪予防に効果的。銅は牡か蠣きやスルメ、亜鉛は豚レバーに多く含有。
ESSE編集部