「8050問題」備え冊子作成 ひきこもり当事者と親向け
ひきこもりが長期化して親が80代、本人が50代となり共に生活が困窮する「8050問題」。支えの親がいなくなった後、子が1人で生活していけるように―。盛岡市の支援団体が、当事者の将来不安を軽くしたいと、備えをまとめた冊子を作った。「親が元気なうちに子どもと話してほしい」と話している。 冊子は「親子で考えるこれからの生活 スマイルライフナビ2」でA4判28ページ。NPO岩手県青少年自立支援センター「ポランの広場」と、不登校を考える盛岡地区父母会の2団体で作成した。 冊子は1部千円で販売中。申し込み方法はポランの広場のホームページで案内している。