バイクやクルマ、今や当たり前のLED「メリット多しだが、意外な弱点もあった!?」
長寿命だが、万が一修理となると費用に驚くかも…
そもそもLEDの灯火類は白熱電球タイプに対してコスト高の傾向にあり、当然ながら修理費用も高くなる。注意したいのは複数のLEDを使っている灯火類における一部の球切れだ。 複数のLEDを使っているケースは、ブレーキランプで見かけることが多いが、そのうちひとつでもLEDが点かなくなっていると、保安基準的にはNGとなることがほとんどだ。構造的にLEDをひとつだけ修理することは難しく、すなわちユニットの全交換となってしまうのだ。 白熱電球を使ったブレーキランプであれば、球切れを修理するのであれば数百円で済むところが、LEDブレーキランプでは数千円~数万円となってしまうケースもあり得る……。修理費用の見積もりをみて「こんなにかかるのか!」と憤慨したくなる気持ちはわからないでもないが、その点は頭に入れておきたい。 レポート●山本晋也 写真●ヤマハ/ホンダ 編集●上野茂岐