2024年F1カナダGP木曜日 ― 角田裕毅、サッカーの才能も?
角田裕毅のコメント
Visa Cash App RBの角田裕毅は、落ち着いた様子でセルジオ・ペレスのレッドブルとの契約更新についてや自身の感情面について説明。今回のメディアに向けて語られたインタビューでは、角田らしい前向きで力強い言葉を聞くことができた。以下はメディアデーの角田裕毅のコメントである。 「レッドブル昇格が、とりあえずなくなったことに関しては、特に何も思ってない。何も思っていないというより、契約が更新することは知っていた。2年と言っても、何が起こるかはわからない。だから、僕は自分のパフォーマンスに集中して、彼らを納得させるような働きをするだけだ」 「他のチームとの話もあったけど、今後の方針は徐々に明白になってきた。あとは、自分とレッドブル次第だったという感じだ」 「今シーズン自分が1番意識しているのは、チームに対しての振る舞いや、フィードバック、無線での態度、セルフコントロールだ」 「毎回気持ちをリセットしてレースに望んでいるから、連続でポイントを獲得していることを特には意識していない。今回のカナダは雨が降るなど、難しくなると思うけど、きっちりと備えていきたい」 「カナダの路面が再舗装されたことによって、もちろん今までと感触は違うだろうし、グリップのレベルがどれだけあるかわからないからね。風の影響も受けるだろうし、FP1できちんと掴んでいきたい。雨だし走ってみないとわからないかな」 「今シーズンは今まで全てのサーキットで、悪くないパフォーマンスを発揮していると思うから、カナダでも心配はしていない。ベースはいいと思うから、あとはマシンの最大限を発揮するだけだ。ストレートスピードに関しても心配していない。好きなコースだし、苦手意識もない。縁石にのって、ゴーカート感覚で乗れるところが、ここの面白いところだ。他のコースとは違うところだね」
最後に
明日は、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでのフリープラクティス1と2で、F1マシンが実際に走る姿を見ることができる。ドライバーとメディアは、レーストラックを横切るウッドチャックやその他の動物に注意を払うことになるだろう。 チームは、土曜日と日曜日のタイヤの摩耗と最適なセットアップを分析。ドライバーは最高のレーシングラインを見つけ、有名な「チャンピオンズ・ウォール」にぶつかることがないように走行する。
デビッド・シュナイダー