名古屋市が身寄りない2人の遺体を火葬せず 事務手続き忘れ約2年半放置 担当者「言い出せなかった」 過去3年間で放置事例は9件
CBCテレビ
名古屋市は、身寄りのない2人の遺体を火葬せず2年半あまり放置していたと発表しました。 【写真を見る】名古屋市が身寄りない2人の遺体を火葬せず 事務手続き忘れ約2年半放置 担当者「言い出せなかった」 過去3年間で放置事例は9件 墓地埋葬法では、引き取り手がいない遺体について、死亡した場所の市町村長が火葬することになっています。 しかし、名古屋市はおととし亡くなった90代の女性と50代の男性の2人の遺体を火葬せず、葬儀業者の保冷施設に保管したままにしていたということです。 市によりますと、担当していたのは昭和区役所の40代男性職員で、男性職員は必要な事務手続きを忘れ、業者からの問い合わせで気付いたにも関わらず言い出せなかったということです。 名古屋市ではおととしまでの3年間に、身寄りのない遺体を1年以上放置する事例が9件あり、去年8月、火葬までを原則1か月以内に終えるよう手引きを改正していました。 市は遺体の戸籍を調べ、遺族に引き取りの意向を確認するとともに担当者の処分を検討するとしています。
CBCテレビ
【関連記事】
- 「娘の顔が分からなくなってきた」5回目のワクチン接種後に体調不良 手足に力が入らず字も書けない“記憶障害”も… “打たざるを得ない”医療機関の事情【大石邦彦が聞く】
- 元TOKIO山口達也さん(51)が語ったアルコール依存症の苦しみ 「2年間飲まなかったのに 一気に1.5リットル飲んでバイクにまたがった」
- 信号待ちをしていたら無免許運転の車が突っ込んできた 私“玉突き事故”の渦中に「えっ、なぜ?車の修理代は自分で?」【衝撃の交通事故体験記】
- 「頂き女子りりちゃん」にはベトナム国籍の夫がいた 初公判の法廷で明らかになった素顔 20歳ごろからホストにのめり込む【裁判担当記者の取材メモ】
- 「一緒に生まれ変わりたかった」 父と姉を刺殺したひきこもりの男 姉は最期に「ごめんね」と言った