1911年製の木造車両「168号」、長崎市中心部を走る…開通109周年記念運行
長崎電気軌道(長崎市)は16日、開通109周年を記念し、明治時代に製造された車両「168号」を運行した。
1911年製の木造。西日本鉄道から59年に譲り受け、73年まで客を乗せて走っていた。この日は計4回、市中心部を運行。沿道では鉄道ファンや市民らがレトロな車体を撮影する姿が見られた。
長崎電気軌道は15年11月16日、現在の長崎大病院近くにあった「病院下」から「築町」までの3.667キロで運行を始めた。同日を「開通記念の日」と定め、毎年記念運行を行っている。