「大谷翔平はこの星で最も危険な打者」「凄いパワーを思い知らされた」2試合連続の25号先頭打者アーチ&ド軍記録の10試合連続打点にロバーツ監督とWソックス右腕が驚愕
大谷はこれで10試合連続打点。1955年にロイ・キャンパネラが作った9試合のドジャースの最長記録を更新した。また2試合連続の先頭打者アーチもドジャースでは初。スポーツネットLAのインタビュー映像によると、大谷は、この記録について「ランナーがいる状況が多いし、自分自身のアットバットを継続していくことを一番に考えている。その結果、打点がついてきている」と語っている。 大谷は、2打数1安打(本塁打)1打点2得点で、本塁打は2位のオズナに4本差。打率は.322まで上げて、2位のジュリクソン・プロファー(パドレス)に6厘差。また打点でもオズナ、ボームに3差で完全に“3冠”を射程圏内に捉えた。 MLB公式サイトによるとデイブ・ロバーツ監督は「(先頭打者本塁打で)即座にチームにエネルギーをもたらしてくれた。先頭打者本塁打、連続試合打点と、すべてにおいて今のショウヘイは本当に好調でとてもよくバットが振れている』と絶賛した。 6月だけで11本塁打。この10試合で、打率.444、8本塁打、17打点、出塁率.563、長打率1.194、11四球で三振はわすかに6。同サイトは「10試合連続打点記録の間の彼の成績はまるでビデオゲームだ」と評した。 ロバーツ監督は「もし相手がストライゾーンの中にある大谷のゾーンに投げれば、彼はそれを強打するだろう。彼の自制心が、この星で最も危険な打者にさせている」という表現で称えた。 大谷は、25号を放った第1打席でフルカウントまでボール球どころかまったく手を出さず、失投を1球で仕留め、この試合では、2つの四球を選んだ。その選球眼の良さが“無双モード”を支えている。そして何よりスイング、構えがぶれない。 前出のスポーツネットLAの中で、大谷自身も好調の理由を「シンプルにストライクを振るのが一番のポイント。そこさえできていれば、いいスイング、いい構えができている証拠じゃないか」と説明していた。 またオレンジカウンティレジスター紙は、3番に座るフリーマンも、6月の成績が、打率.333(84打数28安打)、3本塁打、17打点、19得点、6二塁打と、大谷に対抗するほど絶好調であることを指摘。 ロバーツ監督の「もしショウヘイが、こんなに結果を残していなければフレディが、この数週間で週間MVP候補に挙がっていただろう。しかし、ショウヘイは今別のレベルにあるからね」というコメントを紹介している。
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