「信じられない」フランク・ウォーレンが判定に異議、ウシクがフューリーを2度目の判定で下す | ボクシング
タイソン・フューリーのプロモーターは判定に異議を唱えた。
日本時間12月22日、オレクサンドル・ウシクとタイソン・フューリーが再戦した。タイソン・フューリーのプロモーターであるクイーンズベリーのフランク・ウォーレンは、ジャッジの判定に驚きを隠せなかった。 リヤドで行われたこの再戦は、両者が交互にペースを握る一進一退の激戦となり、最後までKOが生まれなかった。初戦ではウシクがスプリットデシジョン(2-1の判定)でフューリーを下したが、今回は3人のジャッジ全員が116-112でウクライナ人王者を支持するユナニマスデシジョン(3-0の判定)となった。 スコアカードを手にしながら、信じられない面持ちでウォーレンは次のように語った。 「どうやったらタイソンがこの試合でたった4ラウンドしか取れないんだ?あり得ない」 「3人のジャッジ全員が、違うラウンドなのに4ラウンドしか与えなかったんだ」 「私はフューリーがこの試合に勝ったと思う。偏見で言っているわけじゃない。前列に座っていた皆が同じように見ていたし、ウシク陣営でさえあまり満足そうではなかった」 「こんなスコアになるなんて、本当におかしい。とても厳しい採点だし理解できない。あれだけの試合で8ラウンド中4ラウンドしか取れなかったなんて、信じがたい」 「私はタイソンが試合を支配していたと思うし、素晴らしいボクシングを見せてくれた。彼はほとんどのラウンドでウシクを後退させていた。それでも結果はこうなった」 判定結果が発表されるとフューリーはすぐにリングを後にし、ウォーレンがフューリーの心境や今後の展望について説明した。 「彼はとても落胆している。私も同じ気持ちだよ。彼は自分が勝つだけのことをやったと思っているんだ」とウォーレンはDAZNに語った。 「この先どうなるのか、彼がどうするのかは誰にもわからない。最終的には本人が決断することになる」 「今は試合直後で感情が高ぶっているから、すぐに結論を出すのは早すぎるね」
Gareth Jones