劇場版「緊急取調室ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ」の新メインカット

　歌舞伎俳優の市川猿之助が両親の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪で逮捕（後に懲役３年、執行猶予５年の判決）されたことで、公開を延期していた映画「緊急取調室　ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ」が、石丸幹二を新たなキャストに迎えて再始動すると１６日、配給の東宝が発表した。石丸は猿之助が演じていた総理大臣役の代役を務めるとみられる。 　新たな公開日などは未定。主演の天海祐希は「楽しみにしていてくださった皆様、大変お待たせしてしまいました。やっとこうして再始動を発表できる日を迎えることができました」と報告。「この１年の間に歳はとってしまったけれども（笑）、色々なことをバネにして、さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしい“ベストの作品”をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます！」とコメントを寄せた。 　「キントリチームでも、またみんなに会えるのがうれしいよね、と話しています」と明かし、盛り上がっている様子。「そして、新たにこの映画に参加してくださる石丸幹二さんとキントリメンバーでぶつかり合えることにも胸を躍らせています。感謝を込めて劇場版「緊急取調室　ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ」をお届けしますので、どうか公開まで待っていてください。面白くなってきたじゃない！」と気持ちを高ぶらせている。