中川大志、“20代っぽくない”最近の生活ぶりを明かす「お酒を飲むとすぐ寝ちゃうんですよ」
俳優の中川大志が、10月12日に都内で開催された映画「チャチャ」公開記念舞台あいさつに登場。主演の伊藤万理華、共演のステファニー・アリアン、脚本・演出を手掛ける酒井麻衣監督と撮影時のエピソードなどを語った。 【写真】ステファニー・アリアンがネタバレをしてしまわないように“ネタバレパトロール”をする中川大志 ■酒井監督が手掛けるビザールラブストーリー 同作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not)HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品。役者として躍進著しい伊藤と気鋭のクリエーター・酒井監督の初タッグによる、片思いの甘酸っぱさと誰にも言えない危険な欲望が、独自の美しさによって共存するビザール(=風変わりな)ラブストーリーとなっている。伊藤が主人公のチャチャを、中川はチャチャが思いを寄せる相手・樂を演じる。 チャレンジングなラブストーリーである今作。参加するにあたり、挑戦したことを聞かれた中川は「演じさせていただいた樂というキャラクターは、チャレンジになるなと思っていたので、やりたいと思いました」とした上で、「普段の僕にはないものをまとっている。結構僕は信頼している人たちには全部さらけだしちゃうタイプなんですけど、樂はすごくミステリアスだし、危うさみたいなものをまとっているんです。それは格好いいし、それを表現したいなと。自分にないからこそできるかなというところもあり、チャレンジでしたね」と自分とは違うタイプの役柄であるからこそ、チャレンジでもあったと伝えた。 今作は酒井監督のオリジナル脚本だが、酒井監督との撮影については「監督が作り出した世界であり、登場人物なので、それぞれのキャラクターに対して監督の思い入れがあるなと。キャラクターシートを最初に頂いて、現場に入る前にリハーサルしたり、本読みをしたりして、すり合わせをしていって。僕もどんどん樂という男の子がこうあってほしいなという理想がどんどん大きくなっていたので、だからこそ自分にもプレッシャーがかかるようなところはありましたけど、すごく楽しかったです」と振り返った。 ■中川「おじいちゃんみたいな…」 そんな中、主人公のチャチャが「野良猫みたいな女の子」とキャラクター紹介されていることにちなんで、それぞれ「○○みたいな私」を答える場面も。 これに中川は「いや~そうですねえ…なかなか自分で自分のことを表現するのは難しいですけど」と前置きしつつ、「おじいちゃんみたいな中川ですかね」と発表。「最近自分でも思うんです。26歳なんですけど、お酒を飲むとすぐ寝ちゃうんですよ。趣味も目上の方とゴルフに行ったりとか、朝早く目が覚めたりとか(笑)。20代っぽくない感じって言われますね。だんだんそうなっています」と打ち明けると、中川より少しだけ年上の伊藤は「現場でも本当に落ち着いてらっしゃったから。おじいちゃんかは分かんないけど(笑)。大人っぽい」と納得の表情。 さらに中川は「本当に最近眠くなっちゃうんですよね。朝早いのは趣味で釣りとかが好きだからなのもあるんですけど、お酒を飲むと本当に(夜の)8時とか9時とかに…(笑)。気を付けます」と反省しつつ、「でも、健康ではあります」と付け加えていた。 また、伊藤は「家猫みたいな伊藤万理華です」と回答。「家が好きだから家にこもっていたりとか、人をおうちに招いたり、何か作ったり、家の中では活発です。チャチャほど奔放な野良ではないかもしれないですけど、犬か猫かで言ったら猫(に近い)かな。でも、犬も好きです」とちゃめっ気たっぷりに話し、ステファニーは「コスプレが大好きな家猫(みたいな私)」、酒井監督は「(火をつける)ライターみたいな監督」とそれぞれ答えた。 映画「チャチャ」は東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開中。 ◆取材・文・撮影=森井夏月