早くもプレミアでキャリアハイ 好調アストン・ヴィラで目覚めた快速FWベイリーが止まらない
今季は右サイドからの仕掛けが脅威に
12月16日に行われたプレミアリーグ第19節のマンチェスター・ユナイテッド戦では2-3と悔しい逆転負けを喫したが、今のアストン・ヴィラは強い。 続く30日に行われたバーンリー戦にはきっちりと3-2で勝利を収めており、トップ4をキープしている。 そんなチームで欠かせぬ戦力の1人となっているのが右ウイングに入るFWレオン・ベイリーだ。 ベイリーは2017年から4年間をドイツのレヴァークーゼンで過ごしており、その頃より快速アタッカーとして有名だった。 そこでの活躍から2021年夏にアストン・ヴィラへと移籍するのだが、プレミアリーグでは真価を発揮できない時間が続いた。 しかし今季のベイリーは一味違う。指揮官ウナイ・エメリのスタイルがフィットしていることも大きいが、すでにリーグ戦で6ゴール5アシストを記録。この数字は両方ともプレミアリーグにおける自身キャリアハイの数字だ。 英『Express』によると、ベイリーは「僕たちは目の前の一つ一つのゲームに集中するだけだよ。謙虚さを保たないと。それが最も重要なことだ。地に足を着け、先のことを考えすぎないようにしないとね」と冷静だ。 とはいえ、前半戦の戦いぶりを見ればサポーターも期待せずにはいられないはず。現在は首位リヴァプールと勝ち点差3の2位につけており、優勝だって夢ではない。その目標にはベイリーの継続的な活躍も欠かせないが、後半戦も得意の右サイドからの仕掛けでチームに多くのゴールをもたらせるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部