「便利になって助かる」大熊町の商業施設『クマSUNテラス』ファミリーマートが先行オープン 福島
テレビユー福島
福島県大熊町の中心部に整備が進められている商業施設に、17日、コンビニエンスストアが先行してオープンしました。 福島第一原発の事故で一時全町避難を余儀なくされた大熊町では、おととしJR大野駅周辺の復興拠点で避難指示が解除され、商業施設「クマSUN(さん)テラス」の整備が進められています。 こうした中、地域の住民や復興工事の関係者の要望に応えて、コンビニエンスストア「ファミリーマート」が先行してオープンしました。 水津邦治アナウンサー「きょうオープンしたコンビニは、通路が広くてゆったりとした作りとなっています」 17日は、午前中から多くの人たちが訪れ、食料品や日用品などを買い求めていました。 大熊町に自宅がある客「一時帰宅の時に便利になって助かります。品ぞろえもたくさんあって助かると思う」 店内には住民の要望に応え、生鮮食料品もそろっていて、午前7時から午後10時まで営業します。 ファミリーマートいわき営業所・齋藤貴之所長「オープン初日の朝から多くのお客様にご来店いただいて、非常に期待値の大きさを実感している。引き続きお店は年末年始も営業しているので、便利にご利用いただければなと思います」 「クマSUNテラス」には、このほか飲食店や物販店など6店舗が入り、来年3月中旬にグランドオープンする予定です。現在、町内におよそ1300人が暮らす大熊町。買い物環境の整備が課題となっている中、大きな期待が寄せられています。
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