全豪OPで抗議活動の一環か? 試合中に紙が投げ込まれ一時中断<男子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第19シードのC・ノリー(イギリス)の男子シングルス4回戦が行われているが、第3セット途中にアクシデント。観客の一部が抗議の一環として紙を投げ込み、試合が一時中断する事態となった。 【ズベレフvsノリー 1ポイント速報】 世界ランク6位のズべレフと同22位のノリーが顔を合わせたこの日、第1セットは接戦の末に終盤にブレークを奪ったズベレフが獲得。第2セットは反撃に出たノリーが取り1セットオールとなる。 そして第3セット、ズべレフが第4ゲームでブレークに成功。直後の第5ゲームをキープすると第6ゲームでもブレークチャンスを握る。しかし、このタイミングで観客席から大量の紙が投げ込まれ試合は一時中断。両選手ともベンチに一度下がるも2、3分で試合は再開。このゲームはノリーがキープするも、ズべレフはその後ブレークを許さず、セットカウント2-1とした。 試合は現在、第4セットが行われている。 昨年はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の数試合に加え、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では女子シングルス準決勝、C・ガウフ(アメリカ)とK・ムチョバ(チェコ)の一戦で抗議活動により試合が中断。当時は環境活動家による抗議活動が行われていた。 なお、この試合の勝者は準々決勝で第2シードのC・アルカラス(スペイン)と世界ランク60位のM・キツマノビッチ(セルビア)のどちらかと対戦する。
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