＜11日・久留米競輪・2日目＞ S級準決10Rは久米康平がハコ絶好のチャンスを生かし切って1着。3月別府（1、3、決勝4着）以来の優出切符を手にした。 初日はHS5番手捲りで2着。機動力を存分に示して予選突破したが、準決は打鐘前から駆けた上野雅彦の番手戦。「車間を空けて、休みながら捲ってくる立部（楓真）君を止めたかったけど」とさほど豊富ではないハコ回りの対応に苦慮したが、「3角で上野君との車間が詰まってしまったから出ました。行ってくれた頑張りを駄目にしてしまうのも」と前に踏み出した心境を説明した。 「体のケアをしっかり意識して」と状態を万全に整える決勝は、河端朋之の前で初めての自力戦。今回から換えて好感触のペダルの効果も合わされば、中四国ワンツーも十分に狙えるはずだ。
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