松本人志、劇場で復帰へ 年明けNGK出演検討 浜田雅功と「ダウンタウン」で漫才案
ダウンタウンの松本人志(61)が女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟を取り下げてから一夜明けた9日、松本の芸能活動復帰の場として、年明けの劇場出演が検討されていることが分かった。相方の浜田雅功(61)と漫才で再出発するとみられる。 【写真あり】布袋寅泰 豪華プリクラ公開 松本人志、中居正広、ヒカキンとの4ショットに「お宝ですね」「貴重なプリ」 最長5年とも言われた訴訟が電撃終結。松本の様子について関係者は「非常に落ち着いている」と話した。取り下げを発表する文書に「強制性の有無を直接示す物的証拠はないことを確認した」という一文を盛り込めたことに満足しているという。 早期の芸能活動再開を望んで裁判を終わらせた松本。3月下旬の第1回口頭弁論を前に発表した「一日も早く、お笑いがしたいです」のコメント通り、年明けの復帰案が浮上している。テレビ局関係者によると、番組ではなく劇場への出演。最有力とされるのは、所属する吉本興業が運営する大阪市のなんばグランド花月(NGK)で、ダウンタウンとして浜田と観客を前に漫才をするプランだ。同関係者は「吉本と浜田さんらで話し合いをしている」と明かした。 松本は東京進出後も、節目節目でNGKのステージに立っている。2012年4月の吉本興業100周年記念公演「伝説の一日」では、ダウンタウンでミュージカルに出演。22年4月の110周年「伝説の一日」では、ダウンタウンとして31年ぶりに漫才を披露した劇場でもある。テレビ局関係者は「舞台に立ってお客さんの前で芸を披露するのが芸人の“原点”。そこからの再出発が松本さんにとっても一番良い」と指摘。さらに「松本さんはテレビ復帰に強い思いがあるようだが、スポンサーの反応などハードルがある。劇場なら、お金を払って来ているファンだから問題もない」と語る。22年の公演はオンライン視聴チケットが約10万枚売れる人気だった。思い出のNGKで、原点と言える漫才披露となれば、より注目を集めることになりそうだ。 ≪さまぁ~ず三村祝福 ハイヒールリンゴ見守る≫松本の訴訟終結を受け、さまぁ~ずの三村マサカズ(57)はSNSで「松本人志復活!ですなぁ。いいねーーーー!」と祝福。NSC(吉本総合芸能学院)同期のハイヒールのリンゴ(63)は出演番組内で言及。「突然の発表で“えーっ”となった。週が明けて松本君の復帰とか、いろいろなことを含めてちょっと行方を見守ってみたい」と話した。