勝負所で３試合出場停止のＤＦ西尾隆矢「悔しく苦しい時期あった」…五輪代表が抱負
日本サッカー協会は３日、パリ五輪に出場するサッカーＵ―２３（２３歳以下）日本代表メンバー１８人を発表し、細谷や藤田、４～５月の五輪最終予選を兼ねたＵ―２３アジア杯でメンバー外の斉藤らが選ばれた。フル代表に名を連ねる久保（レアル・ソシエダード）やＧＫ鈴木彩（シントトロイデン）、これまで主力を担ってきた松木（Ｆ東京）は外れた。３人まで登録できる年齢制限外のオーバーエージ（ＯＡ）は一人も選ばれなかった。
Ｊクラブに所属する選手が記者会見に臨み、五輪に向けた意気込みを語った。エースとして期待される細谷は「ＦＷなのでゴールを取り、日本の勝利に貢献したい。チームとしては金メダルを目標に頑張りたい」ときっぱり。荒木は「日本のため、チームのために人一倍走りたい。責任感を持ってプレーし、ゴールやアシストといった結果にこだわりたい」と気合を込めた。
ＤＦ西尾「チーム統率」
西尾は、関西のクラブから選ばれた半田、川崎とともに大阪市内で記者会見に臨んだ。五輪出場を決めたＵ―２３アジア杯では初戦で退場となり、３試合の出場停止処分を受けた。「悔しく苦しい時期もあったが、チャンスをもらえた。やってやるぞという思いが強い」と語り、「（ＤＦとして）少ない失点を目指してチームを統率していきたい」と誓った。
藤田「自分に求められている仕事を全うし、優勝するために大会期間中、自分にできることをしっかりやりたい」
佐藤「ＯＡ枠の選手がいない中、自分がやってやろうという気持ちは強い。全試合、死ぬ気で勝ちに行ってメダルを取りたい」
半田「目指すところは金メダル。１対１でやられないようにして、サイドからチームを助けたい」
大畑「個人としては結果というところで、数字を残したい。日本のために泥臭く戦いたい」
川崎「攻守にわたってチームのために全力で走りたい。（本番まで）少し時間があるので、しっかり準備をして最高の状態で臨む」
