県内企業の社長の平均年齢は60.8歳で過去最高を更新したことが帝国データバンク大宮支店の調査でわかりました。 　調査によりますと去年12月時点で県内に本社がある企業の社長の平均年齢は60・8歳で前の年より0.1歳上回り過去最高を更新しました。 　都道府県別では、高い方から数えて23番目となりました。 　年代別では、「50代」が32.2パーセントで最も多く「60代」の23.7パーセント、「70代」の20.3パーセントと続き、50歳以上が全体の8割以上を占めています。 　業種別の年代の割合を見ると「不動産」のみ70代が最も多く、その他の業種は50代の割合が多くなっています。 　また、「不動産」は、80代以上の割合も、10.7パーセントと、唯一、二桁台となっていて70代以上の割合は、他業種と比べて非常に大きくなっています。 　帝国データバンク大宮支店は「社長の高齢化が進めば不測の事態が生じる可能性はおのずと高まる。円滑な事業継承を進めるには計画的かつ余裕のある準備が必要」と指摘しています。