マイケル・ケインの俳優引退作が日本公開決定!グレンダ・ジャクソンと50年ぶり共演『2度目のはなればなれ』
クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズでのアルフレッド役などで知られる名優マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが2度目の共演をはたし、2023年イギリスで大ヒットを記録した『2度目のはなればなれ』が10月11日(金)より日本公開されることが決定。このたびポスタービジュアルが解禁された。 【写真を見る】『ダークナイト』をはじめ数多くのクリストファー・ノーラン作に出演するマイケル・ケインが出演 本作は、89歳の退役軍人がノルマンディ上陸作戦70周年記念式典に参加するために老人ホームを抜けだした実話を元にした物語。2014年夏、イギリスのブライトンにある老人ホームで寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦のバーナードとレネ。ある日、バーナードは1人でフランスのノルマンディへと旅立ち、彼が行方不明になったという警察のツイートが世界中で大ニュースとなる。バーナードがどうしてもノルマンディへ向かった理由、そして必ず戻ってくると信じるレネの真実の想いとは…。 『ハンナとその姉妹』(87)と『サイダーハウス・ルール』(00)で2度のオスカーを受賞したケインがバーナード役を演じ、妻のレネ役には『恋する女たち』(69)と『ウィークエンド・ラブ』(74)で2度のオスカーに輝き、2023年6月15日にこの世を去ったグレンダ・ジャクソン。2人の共演は『愛と哀しみのエリザベス』(75)以来およそ50年ぶりで、2度目の夫婦役となる。 このたび解禁されたポスタービジュアルには、いくつもの勲章をジャケットの胸元につけたバーナードと、彼に寄り添うレネの仲睦まじい姿が写しだされている。もう決して観ることができない名優2人の最後の晴れ姿を、心温まる感動のストーリーとともにその目に焼き付けてほしい。 文/久保田 和馬