北陸線が一時運転見合わせ JR松任駅の踏切で人身事故
5日朝早く、石川県白山市のJR松任駅構内の踏切で、人が列車にはねられ死亡しました。警察が事故と自殺の両面で調べを進めています。また、事故の影響でJR北陸線は、特急列車6本と普通列車13本が運休しました。 JR西日本金沢支社によりますと、事故があったのは松任駅構内にある相川踏切で、午前5時40分ごろ、小松駅から金沢駅に向かっていた下りの普通列車に人がはねられました。 警察によりますと、はねられた人はその場で死亡が確認されましたが、遺体の損傷が激しく性別などは分かっていません。普通列車には約30人の乗客が乗っていましたが、けがはありませんでした。 列車の運転士は「踏切内に人がいて、急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話していて、警察では、身元の特定を進めるとともに、事故と自殺の両面で調べています。 JR北陸線は金沢駅と福井県の芦原温泉駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午前7時10分に運転を再開しています。この事故の影響で特急列車6本と普通列車13本が運休したほか、午前8時現在、最大で1時間40分程度の遅れが出ました。
北陸放送