「海の機動隊」が決意新たに訓練初め 近年の注力は「ドローン含めた対策」【長崎県佐世保市】
テレビ長崎
「海の機動隊」と呼ばれる海上保安庁の特別警備隊が新年最初の訓練を行いました。 佐世保海上保安部で行われたのは、巡視船「ちくご」に乗務する特別警備隊の隊員19人による訓練初めです。 特別警備隊は、テロリストや不審者と対峙する「海の機動隊」とも呼ばれる部隊です。 訓練初めで佐世保海上保安部の井上昭典部長は「不安定な安全保障環境の中で我々にできることは日々、地道に訓練を積み重ねることだ」と訓示しました。 この後、フェリーの船内でテロリストなどが凶器を持っていると想定した訓練が行われました。 近年の警備活動では新たな事案への対応も必要となっています。 村上和也 隊長 「いま注意しなきゃいけないのがドローン。ドローンも含めた対策に力を入れていかなければならない」 稲富大祐 主任航海士 「訓練でできないことは本番でもできない。さまざまな実際の動きというのを想像しながら訓練に励んでいます」 佐世保海上保安部では新年に気持ちを新たにしながら地域に貢献できる態勢を引き続き、整えたいとしています。
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