静岡競輪場の「たちあおい賞争奪戦(G3)」は1日、初日を開催した。12RのS級初日特選で見事にワンツーを決めた深谷知広と郡司浩平、松井宏佑の3名に話を聞いた。(アオケイ・石濱記者)

1着　深谷知広

初日特選1着の深谷知広

　松井は前なら突っ張りも含めて積極的に行くと言っていたので任せていました。清水君を警戒しながらペースに入れていたし、焦っている感じもなかった。頼もしかったです。あれだけ頑張ってくれたので郡司君とワンツーを決められたのは嬉しかった。体調的には悪くないのでケアと準備をしっかりして次に臨みたい。

2着　郡司浩平

郡司浩平

　宏佑は前を取れたら突っ張った方がいいと思ったんでしょう。出させてタイミングを見て仕掛けるよりも。早駆けというよりは後ろをゴチャつかせてペースで踏んでいた。宏佑は落ち着いていました。前の判断は深谷さんに任せていたので。深谷さんが番手から出て自分も最後は(車を)外したけど、深谷さんはゴール前まで伸びていった。付いている分には余裕もあったけど、前回ほどの感じではなかった。身体の部分だと思うので修正したい。

9着　松井宏佑

松井宏佑

　前か後ろで考えていてどうあれ主導権は取ろうと。清水君の勢いが良かったけど、突っ張れた所は良かった。調子が良くなかったのでどれだけ保つかは分からなかった。後ろ2人で決まったのは良かったと思います。自分の状態は良かった頃に比べたら全然まだまだ。日に日に良くなると思うので、上向くために自転車だったりケアだったりできることはやりたい。