ニューカッスルが獲得を狙うトラフォード 約31億円のオファーを提示するもバーンリーは納得せず
イングランドの次世代を担うGK
ニューカッスルはバーンリーに所属するGKジェイムズ・トラフォードに1600万ポンド(約31億円)ほどのオファーを提示したようだ。英『Daily Mail』が報じている。 マンチェスター・シティのアカデミー出身のトラフォードはトップチームでの活躍も期待されたが、出番はなく、アクリントン・スタンリー、ボルトンへのレンタル移籍を経て、昨夏にバーンリーへ完全移籍で加入した。 プレミア初挑戦となった同選手はリーグ戦28試合に出場。シーズン終盤はアリヤネット・ムリッチにポジションを奪われたが、印象に残るセーブをいくつも見せた。EUROのイングランド代表暫定メンバーにも名を連ねたトラフォード。惜しくも落選という結果になってしまったが、同選手への期待は高く、イングランド代表の次世代を担う守護神として考えられている。 そんなトラフォードの獲得に興味を示しているニューカッスル。クラブにはニック・ポープという守護神がおり、ポープが怪我をしている間はベテランのマルティン・ドゥーブラフカがゴールマウスを守ってきたが、ポープのライバルとなる存在の獲得を検討しているという。 当初はアーセナルのアーロン・ラムズデールを獲得するという噂も浮上していたが、現在はトラフォードに狙いを定めているようだ。すでに両クラブ間の話し合いが行われており、ニューカッスルは1600万ポンド(約31億円)のオファーを提示したが、バーンリーは2000万ポンド(約39億円)ほどの移籍金を要求しているとのこと。 指揮官のエディ・ハウがトラフォードの大ファンということもあり、獲得を熱望しているようだが、同選手にはリヴァプールやチェルシー、そしてバーンリー時代の指揮官のヴァンサン・コンパニが新監督に就任したバイエルンも獲得に興味を持っているという。 今夏のステップアップが予想されるトラフォードをニューカッスルは獲得することができるのか。今後の動きに注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部