掃除へのプレッシャーが減る床材選び。ホコリやキズが目立たない工夫を
大理石調の洗面脱衣所の床は、髪の毛がカモフラージュ
洗面脱衣所は、大理石調のクッションフロアにしました。 これは単純に模様が気に入ったので採用しました。決めたあと、色が明るいから髪の毛やホコリが目立つかもしれないと不安に。しかし、意外や意外、髪の毛やホコリが目立たないのです。 色は明るいけれど、黒いヒビ模様が入っているので、髪の毛がカモフラージュされるみたいです。
模様がくっきりの2か所のトイレは掃除を忘れるほど!
わが家は2か所トイレがあります。両方とも木目調のクッションフロアにしました。 1階のトイレはパーケット柄(寄木張り柄)です。 2階のトイレはアカシア木目柄です。 両方とも、色の濃淡がはっきりしています。プリントですが、リアルなこまかい模様。模様がくっきりしているので、ホコリや髪の毛が全然目立ちません。 ですから、ついつい掃除を忘れてしまい、床のふき掃除をしたとき「こんなにホコリがあったの?」と驚くことも…。
お風呂は濃いめの色の床材を選んで正解!
お風呂の床は、濃いグレーの石目調のタイルにしました。 少しグレードが高く、通常プランより予算オーバー。それでもこれを選んだ理由は、先に家を建てた友人からのアドバイスでした。 「お風呂の床は濃い色がいいよ! 明るい色だとピンクぬめりとか目立つから、やめた方がいい」と言われたからです。 濃いグレーの床を選んだのは大成功。掃除の回数を減らしても、ピンクぬめりやカビなどの汚れは、ほとんどわかりません(長く放置すれば黒ずんできますが)。 石けんカスなどの白い汚れはわかります。しかし、石けんカス汚れは、あまりつくことはありません。掃除嫌いにはピッタリでした。
玄関のタイルは、サンプルだけで決めて後悔!
今度は、汚れが目立って、失敗したと思っている床材を紹介します。 まず、わが家の玄関タイル…これは失敗でした。 まず、色が明るすぎました。泥やホコリ(毛も!)がとても目立ちます。そして、ザラザラした滑りにくい素材なので、汚れがつきやすいと感じています。 なぜこの玄関タイルを選んだかというと、小さいサンプルで見たときは、ちょうどよいグレーだと思ったのです。 そのサンプルがこちらです。濃すぎず明るすぎないグレーが、いちばん汚れが目立たないと思って選びました。しかし、実物を見ると思ったより、かなり色が明るかったのです。 色味もあまり気に入っていないし、汚れは目立つし、掃除しにくいので大失敗でした。