武道館へ避難、経路確認 警視庁訓練、大学生も参加
警視庁は18日、東京都千代田区の日本武道館周辺で、皇宮警察や東京消防庁などと合同で首都直下型地震の発生を想定した訓練を実施した。警視庁航空隊のヘリコプターが周辺の被災状況を上空から調査する流れを確認。近くにキャンパスがある法政大や二松学舎大などの学生らも参加し、キャンパスから武道館までの避難ルートを歩いて確かめるなどした。 訓練には計約60人が参加。ヘリコプターから送られた映像を武道館近くにいる警察官がタブレットで確認した。大学生らは負傷者の救出訓練もした。 警視庁麹町署の担当者は「今後も地域で一体となった訓練を行い、災害対応能力の向上につなげたい」と話した。
