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モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、5歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈37歳の誕生日〉。 【辻ちゃん37歳“恐怖”のサプライズイベント】の写真をもっと見るならコチラ 6月17日に37歳の誕生日を迎えた辻さん。家から目隠しをされて連行されるという“恐怖体験”で幕を開けたパーティ＆ファンの人とデュエットで盛り上がった誕生日イベントの話など誕生日会の思い出と今後について思うことをお聞きしました。

辻希美「6月の誕生日で37歳。モーニング娘。で末っ子だった“辻ちゃん”もすっかりアラフォーです」

突然ですが、辻希美、先月17日に37歳になりました。12歳から芸能界に入り、モーニング娘。では最年少イメージの強い私ですが、もうすっかり大人(実際には、だいぶ前から大人ですが……)。40歳もすぐそこに見えてきている、いわゆる“アラフォー”です。モーニング娘。時代、今の姿はまったく想像ができなかったけれど、とても幸せな年の重ね方ができているのではないかと思っています。 今年、私ってなんて幸せ者なんだろう！と思わせてくれたのが、誕生日会でした。この連載にも登場したことがあるマネージャーのばっしーや事務所の社長、スタッフさんや所属タレントの子たちが開催してくれたのですが、それが本気すぎるサプライズ！　なんともドキドキが止まらない、スリリングな37歳のスタートだったので、ぜひ聞いてください！

いきなり連行されるというまさかの“恐怖サプライズ”から誕生日会がスタート

バースデーパーティの2週間くらい前、ばっしーから「誕生日をテーマにしたYouTube撮影をするから×日の午後の予定を開けておいてください」という連絡がありました。「誕生日企画だから、辻さんのイヤなことや痛いことはやらない」とは言ってくれていたけれど、詳細は一切教えてもらえなかったのです。 「番組のドッキリ？」とか「まさか、江頭2:50さんが再び!?」(*YouTubeの企画で、私が旦那さんとニセ取材を受けている間、当時共演NGだった江頭さんがその部屋の天井に張り付いていたというドッキリがあり、ややトラウマに……笑)などなど、いろいろなことを考えてしまい、か、な、り、ドキドキはしていました。 当日、ばっしーがお迎えに来てくれたのですが、なんと、目隠しと遮音するためのヘッドホンをつけてほしいと言われ、なにも見えない状態で車に乗せられて出発したのです。もう、その時点で心拍数はMAX。しばらくして車がどこかに停車。そして目隠しのまま連行されたのですが、それが結構長い距離で……。 目隠しをしている状態で歩くのってとにかく怖いんです！　その動画をあとから見てみたら、驚くほどのへっぴり腰になっているし、恐怖心を紛らわすためにヘッドホンから流れてくる音楽を大声で歌っているから、事情を知らない人からはだいぶおかしな人だと思われたはず(苦笑)。 途中で、私の手を引く手がほかの人に変わったのですが、その人の誘導の仕方がめちゃくちゃ雑で。男の人っぽい手だったので、「やっぱりエガちゃん!?」という思いが強くなり、さらに怖さが増しまくり……。あとからわかったのですが、それはうちの旦那さんの手でした(苦笑)。 知っているはずの手でも、目隠しをするとわからなくなるものですね。スタッフたちは、目隠しに怯える私が会場の入り口で旦那さんに引き渡され、そこでやっと安心して、まるでバージンロードを歩くような夫婦の映像が撮れるかも？ と期待していたらしいのです。ところが、まったく違う雰囲気に…… 視界ゼロの恐怖感に慄いて腰が引けている私は、ヨボヨボのお婆ちゃんにしか見えず、それを介助している人という感じの二人でした(苦笑)。