将棋・叡王戦第4局、藤井八冠が勝利 決着は最終局へ
日テレNEWS NNN
将棋の叡王戦第4局は叡王の藤井聡太八冠が勝利し、勝負の行方は最終局へともつれ込みました。 叡王戦五番勝負の第4局は千葉県柏市で行われました。 藤井八冠は第3局までで同じ年の挑戦者・伊藤 匠七段に1勝2敗と追い込まれていて、あと1回でも藤井八冠が敗れると叡王のタイトルを失い八冠から陥落する状況となっています。 31日の第4局で藤井八冠は、大駒の「角」を起点にして勝利を引き寄せ、午後6時2分、132手までで伊藤七段が投了。藤井八冠は2勝目をあげ、決着は最後の第5局へと持ち越されました。 藤井八冠「大きな一局なので全力を尽くしたいと思っていました。(第5局も)しっかり状態を整えていければと思います」 タイトル戦で史上最多となる22連覇中の藤井八冠。最終局で勝って記録を伸ばすか、それとも、伊藤七段が勝って、藤井八冠がタイトルを初めて失うか。決戦となる第5局は、来月20日に山梨県甲府市で行われます。