地域の特徴踏まえた防災学ぶ 南城市で研修会 沖縄
沖縄テレビ
地域の特徴に応じた災害対策について学ぶ研修会が12日南城市で開かれました。 研修会は防災に関する調査・指導を行う研究機関、「消防防災科学センター」の指導員を講師に招き地元の消防団や防災組織に所属するおよそ30人が参加しました。 このなかでは近年、様々な災害が各地で起こる中防災意識の啓発や事前の備えが重要だとして、実動訓練だけでなく効果的な図上訓練を並行して行う必要があると説明されました。 地域の特性に応じた図上訓練では地図上に氾濫の恐れがある河川や避難所の位置を書き込み、土砂崩れなどが発生した場所に印をつけるなどして今後、同様の災害が起きた際の対策を検討しました。 参加者: 「高齢の方の移動のしにくさとかも考えると、ここも(人が)住んでるところだけど、危険地帯になり得るのかな」 ▽島尻消防団 廣田茜さん: 「一番は地域を知って、周りの皆さんの状況を知ってというところが(防災で)大事だと思うので(研修で学んだことを)同じ消防団員のメンバーにも共有出来たらと思います」 参加者は日頃から災害に備える大切さを感じている様子でした。
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