BL東京の新戦力・池永&金&酒木が誓う、「チームの2連覇に少しでも貢献を」
同日の定例会見では荒川義和社長が事業面を説明。今季の売上目標を東芝からのスポンサードを除いて7億円以上に定めた。目標を達成するため、東芝を除いたスポンサー金額3.5億円、1試合の平均有料入場者数8000人、ファンクラブ売上4500万円、グッズ売上6000万円がターゲットになると明かした。 「昨季は『ラグビーワールドカップ』の後という流れがあったが、今季はいわば平場のシーズン。本来のラグビーの事業としての力が試されるシーズン。昨季に比べて2割増という目標を達成するため、チャンピオンチームであることを前面に出していきたい」 相模原DBとのプレシーズンマッチ前に開催されたルーパスカップについて、かつて名FBとして鳴らした松田努が報告。松田は7つのクラブの幼児から小学4年生、200名を超えるこどもたちが参加した手応えを口にした。 「クラブによって考え方の違いがあるし、強制的にやることによって結果を出すところもあると思うが、こういう考え方(怒らない、こどもたちが主体となる)の大会もあってもいいのではと考えている。感想戦を初めて見て、差しさわりのない意見ばかりでは面白くないのではと思ったが、実際にこどもたちが『すごかったよ』と言い合っているのを見て、感想戦の良さを肌で感じた。今回は園児から小学生4年生までの開催だったが、小学5・6年生、中学生、高校生にも参加してもらえるようにしていきたい」 BL東京は11月9日(土)・鹿児島県立サッカー・ラグビー場での九州電力キューデンヴォルテクス、11/30(土)・東芝府中グラウンドでの東京サンゴリアス、12/7(土)・東芝府中Gでの横浜キヤノンイーグルスとのプレシーズンマッチなどを経て、12月22日(日)・日産スタジアムでの『NTTリーグワン2024-25』開幕戦・横浜E戦、12月29日(日)・味の素スタジアムでのホスト開幕戦となる第2節・相模原DB戦に突入する。 取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)