【台風情報】台風10号 “非常に強い勢力”に急発達 台風の目ハッキリ 非常に強い勢力のまま29日に九州上陸おそれ 中四国・近畿を縦断か 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【1日までの雨・風シミュレーション】
アメリカ海洋大気庁(NOAA) 台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報の結果をみると、さらに西寄りへと変わりこちらも九州上陸後に日本列島を縦断するコースを示す予想データが多くなっています。 ■ヨーロッパの予報機関も九州付近から中四国・近畿を直撃するデータ多く ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報結果です。他のモデルと同様に九州の南の海上まで進んだのち、進路を北東寄りに変えて日本列島に上陸する予想となっています。ヨーロッパモデルでも九州に上陸後、中国・四国を進み、近畿あたりを直撃する予想データが多くなっています。 【画像で確認】全国各地で大荒れに 大雨・暴風シミュレーション(9月1日まで) ■気象庁 別モデルの雨・風シミュレーション 九州上陸して中四国へ 台風進路予想モデルとは異なりますが、日々の天気予報で使われる気象庁の別の数値予報モデルの結果です。予想が更新される度に本州への接近が遅くなっています。大荒れの天気が避けられない状況となってきました。早めの台風への備えをお願いします。 【画像で確認】全国各地で大荒れに 大雨・暴風シミュレーション(9月1日まで) ※最終的な台風情報については気象庁の進路予想を参考にしてください。
中国放送