大谷翔平が違法ではない合法ブックメーカーのMVP予想オッズでトップに浮上…ベッツの故障離脱でMLB公式の模擬投票でも1位に
模擬MVP投票の2位はブライス・ハーパー(フィリーズ)の9票、3位がマーセル・オズナ(ブレーブス)の6票、4位がウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ)の1票でベッツは5位まで後退した。 ベッツの逆転MVPの可能性については「ベッツは負傷するまで2度目のトロフィー(MVP)への道を順調に進んでいたのは確かだ。負傷当時にbWARはナ・リーグ2位の3.5であり、打率.304、出塁率.405、OPS.892、総出塁数138で上位にいた。過去にかなりの試合数を欠場した選手が、MVPを受賞した前例(ブレット)があるが、今シーズンの争いを考えるとベッツは急な坂道を登らねばならないだろう」と厳しい見方を記した。 1980年には、ロイヤルズのジョージ・ブレットが故障で45試合を欠場したにもかかわらずMVPを獲得した例があるという。 同サイトは「大谷はチームメイトに畏敬の念を抱かせるような好調を続けられることを何度も示してきた。もし彼が今後、数か月で熱気を帯びた好調を見せればMVP賞は彼のものになるかもしれない」という言葉で締めた。ちなみにア・リーグは、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が38票を集め、チームメイトのファン・ソトを抜き、1位となっている。 また米ヤフースポーツは、大谷を巻き込んだ水原一平被告のスキャンダルで注目を浴びることになったブックメーカーのMVP予想オッズで、大谷がトップに躍り出たことを伝えた。 betMGMのオッズを紹介したもので、ベッツが故障する前の時点で大谷のオッズは+425(5.25倍)だったが+185(2.85倍)に跳ね上がり、1位のベッツは+2500(26倍)まで後退した。ちなみにこちらは違法ではなく合法なブックメーカー。 同メディアは、「大谷はたとえチームメイトが健康だったとしてもベッツを追いかけることができたかもしれない。打率.309、19本塁打、46打点、15盗塁を記録し、今季は肘の負傷で登板できないが、打者としては十分な実力を発揮しており、MVP獲得の戦力を取り戻している。一方で対抗馬も少ない。その一因はブレーブスのスターたちの苦戦にある。昨シーズンのMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.は、前十字靭帯を完全断裂する重傷を負い、マット・オルソン、オースティン・ライリー、マイケル・ハリスらはMVPの基準以下の成績だ」と分析した。 オッズの2位はMLB公式サイトの模擬投票と同じくハーパーで+325(4.25倍)、3位がフェルナンド・タティスJr.(パドレス)とオズナが並び+900(10倍)、大谷の同僚のフレディ・フリーマンが5位で+1400(15倍)、6位がコントレラスの+1800(19倍)となっている。 同サイトは「ハーパーはMVPの候補に残っておりタティスJr.も好調。オズナもその一人であり、他の打者が台頭してくる可能性もある」と含みを残したが、大谷のMVPオッズは、シーズンが進むにつれ、さらに跳ね上がりそうだ。
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