「体力不足」C・パレスでの適応に苦しむMF鎌田大地。クラブ専門メディアが最適の起用法を指摘「最善ではない」【海外の反応】
今夏プレミアリーグのクリスタル・パレスに加入した、サッカー日本代表MF鎌田大地。恩師オリヴァー・グラスナー監督との再会ということもあり期待されていたが、ここまで5試合を消化してまだ活躍しきれていない状況だ。クラブ専門メディア『WeArePalace』は現地時間27日に、鎌田の最適の起用法について伝えていた。 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング フランクフルトを指揮していた時代に、鎌田と共にUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制した経験のあるグラスナー監督。同監督と再タッグを組んだ鎌田は、新天地での活躍が期待されていた。しかし、今季リーグ選考試合を消化して3分2敗と低調なパフォーマンスが続いているチームの状況もあり、期待されていた活躍を見せることができていない。 米スポーツ専門メディア『TheAthletic』は「ここまで10番としてプレーした後に、ダブルボランチの一角として出場し、その後また10番、ダブルボランチに戻っている」と、起用法が定まらない状況が鎌田のパフォーマンスに影響していると言及。 この報道を受けて『WeArePalace』も、「結局のところ、今季のチーム状況と同様に鎌田もまだ落ち着いていない」と前置きし、「わずか5試合しかプレイしていないのに、右サイド、10番、より深い位置の守備的MFとして起用されてきた。これは、ヨーロッパで最も厳しいリーグになじむ最善の方法とは言えない」と、鎌田が活躍しきれない原因を指摘している。 そして、「中盤のより深い位置で使われる場合、空中戦に勝つことやボールを持って前進することに関して、効果的な選択肢となるための体力が不足しているように見える。これは最善ではない」と言葉を続け、「これまでの兆候から、彼はボックストゥボックスの役割に長けているように見えており、その役割でフランク・ランパードは輝かしいキャリアを築いた」と、イングランドのレジェンドの名前を鎌田の最善の起用法の例としてあげていた。
フットボールチャンネル編集部