舞台あいさつした（左から）釈由美子、比嘉クリスティーナ、エリック・マキーバー監督

　米映画「Ｉｋé　Ｂｏｙｓ　イケボーイズ」の公開記念舞台あいさつが１５日、都内で行われ、オクラホマ州出身のエリック・マキーバー監督が、同作に出演した女優・釈由美子、比嘉クリスティーナとともに登壇した。 【写真】超絶美スタイルで共演！舞台に上がる釈由美子と比嘉クリスティーナ 　冒頭、英語であいさつを始めたマキーバー監督だが、すぐに「いかがだったでしょうか？」と流ちょうな日本語で語り始め、観客を笑わせた。初の長編となった同作は、日本の特撮が大好きなオタク高校生の少年たちがスーパーパワーを得たことで陰謀に巻き込まれ、奮闘するストーリー。「半自伝なんです」とオタクぶり爆発させた。 　最初に買ったＤＶＤは２００２年公開の映画「ゴジラ×メカゴジラ」。釈が演じた家城茜（やしろ・あかね）にほれ込んでおり「いつか家城茜と一緒に仕事をするのが夢でした」と熱烈オファーして出演が実現したことも明かした。釈との仕事は「ご縁だと思う」となかなか米国人が使わなさそうなワードも使い、感謝していた。 　日本での公開を喜ぶ一方で、撮影はトラブル続きだったことも明かした。釈はビザの発給に時間がかかり、米国到着があと１日ずれていたら代役を使うというタイミングだった。雨も多く、俳優の控室となるトレーラーがぬかるみにはまって動けなくなったことも。さらに劇中に登場する怪獣の着ぐるみが盗難に遭い、いまだに戻ってきていないという。「ぼくのミッションは役者にストレスをかけないこと」と苦笑いだった。