「サダコ像」切断被害…足より上部消失 銅価格高騰で窃盗か 米シアトル
日テレNEWS NNN
アメリカ・ワシントン州のシアトルで、広島で被爆した佐々木禎子さんをモデルにした銅像が切断され、なくなっているのが見つかりました。 地元メディアによりますと、今月12日、シアトル市内の公園に設置されていた銅像の足より上の部分が切断され、なくなっているのが発見されました。 この銅像は、広島で被爆し、その後、白血病により12歳で亡くなった佐々木禎子さんをモデルにしたもので、平和の象徴として設置されていました。シアトルでは毎年、何百人もの人々が公園を訪れ、銅像に折り鶴を捧げていたということです。この銅像は、2003年と2012年にも腕の部分を切断される被害にあっていました。 銅の資材価格が高騰する中、窃盗目的だったとの見方も出ていて、シアトル市は警察に被害届を提出したということです。